Schuld・著、ランサネ・イラスト、GA文庫。 6月5日(金)読了。

エーリヒはある日、自分が異世界から転生してきたことをする。
しかも、その際に、自分の能力を自由に伸ばしていく権能を得ていた。
それは、TRPGプレイヤーだった前世と抜群の相性。
かくして彼は、熟練度を適切な技能に割り振りながら、己をビルドして……

タイトル通りTRPGのデータマンチ系だけどロマンに負ける感じがよい御華詩。
5歳から12歳まで、己をビルドしていったエーリヒ少年の生き様の記録、という感じでありますな。
自由度の高いビルドで『ガ○○○ス』連想したり、ファンブルで入る経験点は10点なのか50点なのか気になったり。
TRPGネタの作品はチラホラありますが、TRPGを遊んでる人間に馴染みある2D6とかの用語の数々は読んでて楽しいですな。
始まって終わったのか続くのか曖昧な気もしますが、続きも読んでいこうと思います。

てなところで次は『家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?』です。