米澤穂信・著、角川文庫。
5月5日(水)読了。

夏休みに入った直後。
地元の合唱祭に参加するはずだったえるが姿を消した。 摩耶花からの電話で知った奉太郎は、会場へと向かう。
最近の姿や他の参加者の証言から、奉太郎は段々とえるの状況を読み解いていき……

古典部シリーズ第六弾。長らく積んでてようやく読めました。
短編集という形で、表題の『いまさら翼といわれても』の他、『箱の中の欠落』『鏡には映らない』『連峰は晴れているか』『わたしたちの伝説の一冊』『長い休日』の計6編が収録されています。
最初の『箱の中の欠落』というタイトルには、ニヤリとさせられますな。内容的には、奉太郎の過去が少し明かされたりもしつつ、エルにとっては大きな変化もあったり。色々と気になる内容なんですが、続きは出てないんですよねぇ。
まぁ、気長に待ちましょう。

てなところで次は『TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す1~ヘンダーソン氏の福音を~』です。