豊田巧・著、daito・イラスト、Jノベルライト文庫。
7月10日(月)読了。

鉄道公安隊には『グランドスラム』といわれるトラブルメーカーの二人組がいた。
五能瞳と飯田奈々の二人だ。
奇しくもその二人の責任者として東京鉄道公安室第七遊撃班に所属することとなった境大輔。
これは、若かりし日の五能隊長と飯田班長の側で、その活躍(?)を見てきた男の物語……

五能体調が桜井的なポジションですが、飯田班長はなんというか、我が道を往くというかマイペースというかそういうコンビですな。
まだ名字で呼び合っているので、ここからあれこれあるのかなぁ、とか思いつつ。
ミスコンのために鍛えられる五能隊長の一人称とかもあったり中々に楽しめる趣向でありました。
しかし、読み進めるにつれ、境がその後どうなるのかが気になって仕方ない。本編に仄めかすような内容があったかは思い出せぬ。
ともかく、シリーズが続いて先を知りたいですな。

てなところで次は『RAIL WARS! EXP 人型重機は國鉄の夢を見るか?』です。