大迫純一・著、BUNBUN・イラスト、GA文庫。
11月16日(木)読了。
うわぁ、こりゃまた、いいですねぇ。
やっぱり一言で評するなら『渋い』です。
今回も前作同様の倒叙物構成。でも、前回よりもミステリ度合いは薄目。ちょっと伏線が見え見え過ぎな気がして、倒叙物の醍醐味とも言える『犯人を追いつめていく緊迫感』に欠ける気がしたんですが、別の大きなテーマででしっかり補ってるあたりそつのない造りです。つか、他のシリーズとの関わりとか考えるのも楽しかったり。もう完全にポリフォニカ世界にはまってしまってます。キネティックノベルも買ってしまいましたし(;^^) 白も新しいのが出てたり、毎月つきあうことになりそうな予感がひしひしとしています。

因みに、持ち出すのを忘れた『マルドゥック・ヴェロシティ』の代わりに予定を変更してこちらを先に読了してたりします。
そんな訳で、次こそは『マルドゥック・ヴェロシティ』です。