高殿円・著、きなこひろ・イラスト、GA文庫。
11月30日(木)未明、絶賛読了。
すっかりはまりこんでしまったポリフォニカの過去の物語。
グラナード家のメイドは眼鏡で剣の達人でそんな彼女を音楽院へ半ば強引に推薦した押しかけコントラバスは梅干しがお好きな、そんな御華詩。
……って端折りすぎ。

何というか、他のポリフォニカ世界から見ると大昔の話であの精霊の過去が出てきたりしてニヤリとした。またこちらの世界との絡みを使った遊びがあったりするのも非常に楽しい作品です。思わず口ずさむあの歌。こういうのは本当に面白いですな。
それで居て、作中で音楽に対してスノウが気づいたことは、音楽をする身としては凄く共感できるモノでした。そういった部分もまた、ポリフォニカ・ワールドの魅力ですな。
あと、愛されてるなぁ、ミノティアス。

ただ、今回はちょっと次へ続くって感じなので次巻が待ち遠しくて仕方ありません。でも、少し間が開きそうな感じです。まぁ、これからどんどん広がっていくポリフォニカ・ワールドなので、白に限らず追いかけて行きたいと思います。

さて、次は『レンズと悪魔』です。