田口一・著、カズオキ・イラスト、MF文庫J。
12月17日(月)、読了。
第三回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作。
タイトルの『魔女』は比喩ではなく中世の所謂『魔女』。そこに人間と影の関係をモチーフにした呪いを合わせてるって感じですねぇ。魔女に関する部分は基本に忠実でそれなりにまとまった内容ですね。ヒロインのキャラ付けも確かに、受けは良さそうかもしれません。
ただまぁ、全体のプロットも基本通りだなぁというかB級映画のノリですね。更に言えば、魔女を扱ったエロゲっぽい御華詩というか(;^^) MF 文庫 J はこういうノリを目指してるのかなぁ、とか邪推してみたり。つか、根源的なモチーフが『ゴーレム×ガールズ』と被ってると感じたのは私だけでしょうか?

とはいえ、話の構成自体はきっちりしてたのでその辺が受賞に繋がったのかなぁ、と思います。ちゃっちゃと済ますべきはちゃっちゃと済ました方がいいってことですね(謎

とまぁ、そんなところで次は『ななついろ★ドロップスPure!! 1』です。