竹宮ゆゆこ・著、ヤス・イラスト、電撃文庫。
11月26日(木)読了。

亜美と竜児の衝撃的な場面を目撃してしまった大河。
それ以来、竜児とはぎこちない状態になるが亜美とのことを問うと「気にしていない」の一点張り。
何故そんな態度を取るのか理解できない日々が続く中、プール開きを迎える。
水着選びや授業中に悪ふざけで亜美と大河は悶着を繰り返し、やがて二人は竜児を賭けて泳ぎで対決することになって……

ふむふむ、アニメで先に観てしまったのが悔やまれる第三巻です。台詞に既視感は当たり前ですが、大河と竜児の微妙な心情がよく描かれてますねぇ。特に、原作だと竜児側の心情がよく解ります。やっぱりお互い様なのですな。
大河と竜児の関係、大河の北村への想い、竜児の実乃梨への想い、亜美の思惑、その辺のバランスが少し変化してきたようにも思えます。まぁ、既刊がもう9冊に及ぶので3分の1しか読んでいない訳で先を読もうと思えば今暫くは読める状況がありがたくもあります。

とまぁ、そんなところで次は『死神のキョウ 2』です。

とらドラ〈3!〉 (電撃文庫)

竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス
発売日: 2006-09-01