竹宮ゆゆこ・著、ヤス・イラスト、電撃文庫。
12月5日(金)読了。

擦った揉んだの結果、夏休み亜美の別荘を訪れることになった竜児と大河、そしてそれぞれの想い人である実乃梨と北村。
そんな楽しい旅行を控えたある日、竜児は縁起でもない(?)夢を見ることになる。
奇しくも同じ夢を見た大河は、それを「このままではああなるぞ!」という警告夢と解釈していた。
かくして、輝かしい未来のため、旅行というチャンスを最大限に活かす為の作戦を立てることになるのだが……

ふむふむ、こういう話だった訳ですな。アニメで先に大筋を知ってしまっていたのは残念ですが、やっぱり細かい心の動きは活字の方がよく解ります。微妙なバランスの崩れを見せ始めて、特に亜美の動向が気になりますねぇ。また、この巻の一つのテーマでもある恋愛と幽霊の例えに興味深いモノがありました。言われてみればそうだなぁ、と共感することしきり。
アニメと並行で読めば読むほど先が気になって、気がつけば現在既刊を全て購入している私が居ました。

……そんな訳で、引き続き刊行順で次は『とらドラ・スピンオフ!  幸福の桜色トルネード』です。

とらドラ! 4 (電撃文庫 た 20-6)

竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス
発売日: 2007-01-06