大迫純一・著、BUNBUN・イラスト、GA文庫。
11月15日(日)読了。

突如、神曲公社に呼び出されたマティアとマナガ。
そこで告げられたのは、マティアの神曲に対する疑念。
ブルースハープ一つで奏でるそれは、本当に神曲なのか?
一方、その頃、二人の職場のルシャゼリウス市警では一人の警官が襲われていて……

全ての謎が遂に明かされる13冊目。
もう、細かいことは抜きにして本当に心地よいです。色々と仕掛けられたモノが一気に繋がって、一つの終わりを迎え、そして新たな始まりを見せました。シリーズ全体を通しても、非常に大きな事実も示される大きな意味を持つ御華詩ですね。
何を語ってもネタバレになるので、多くは語らず。思わず400ページ超を一気読みして休日を潰してしまった心から楽しめたと記すに留めます。ああ、もうゴールドの続きも気になって仕方がありません。まだまだこの流れは続いていくのが嬉しい限りです。
てなところで予定を戻して次は『ノブレス・オブリージュ~茅森楠葉の覚悟~』です。

神曲奏界ポリフォニカ アドヴェント・ブラック (GA文庫)

大迫 純一
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2009-11-15