九辺ケンジ、海空りく、冬木冬樹、裕時悠示・著、鶴崎貴大、純珪一、すまき俊悟、たかや Ki ・イラスト、GA文庫(GAマガジン VOL.4 付録)。
8月10日(火)読了。

目が覚めると、柔らかい感触に包まれたと思ったらそこにはサブリナが……
バランスを気にする妹の許可が得られた日に何故か拉致られるように山奥につれられて……
下駄箱の前でうろうろする少女に声を掛けずには居られなくて……
ある日、弟子から急にほっぺにちゅーを迫られて……

強引にダイジェストですが、第二回GA文庫受賞作の既刊『ふぁみまっ!』『踊る星降るレネシクル』と今秋発売予定の『精……』じゃなくて『断罪のイクシード』『かんなぎ家へようこそ!』の企画短編集。前者二作はともかく、後者二作は本編未発売という無茶振りですな(;^^)
以下、作品毎に。

『ふぁみまっ! パーティ×パーティ』

1巻の直後、出来る人だけどサブリナが絡むと駄目になるソフィアさんを巡る御華詩。
笑いの中に少しいい話が交じっている、そんな感じですな。
まぁ、やっぱりいずなさんみたいなキャラが個人的にはいいというのが結論。

『断罪のイクシード―黒金の鍛冶屋と白の魔女―』

本編発売前からタイトルを弄られてる海空りくさんのデビュー作。
短い中に世界設定をちりばめつつバトルも交えて濃い内容になっていたと思います。こういう師匠はよいですねぇ。
が、こんな中二病的設定の伝奇モノを本編発売前にというのは世界観を掴むには少し無理があったような(;^^) まぁ、気になって本編にっていうのが狙いな気もしますが(;^^) まぁ、そんなの無くても私は買いますが。

『かんなぎ家へようこそ! ヒナちゃんのラブレター』

これも、本編発売前なのでキャラが掴めてませんが、主人公の座敷童の為人は分かったような気がします。
全体的に軽妙で、会話劇としてよく出来ているという印象ですな。ただ、よくあるパターンと言えばよくあるパターンなんで、他のキャラも絡んでくる本編がどんなものか楽しみにしたいと思います。

『踊る星降るレネシクル あなたが触りたいのは可愛いほっぺですか? それともメロンなあべしですか?』

すまるとレンヤの日常の一幕。ただし、乾の入れ知恵付き、というそんな御華詩。
なんでしょう、本来すまるの魅力をどうこうというべきなんでしょうが、乾が期待を裏切らなさすぎてもう乾の印象しかありません。まぁ、手堅い印象ですな。

とまぁ、本当ざっとですがこんなところで次は碧天舎版を先日ゲットした『私の優しくない先輩』です。

GAマガジン Vol.4 (SOFTBANK MOOK)

出版社:ソフトバンククリエイティブ
発売日: 2010-08-09