おかゆまさき・著、とりしも・イラスト、電撃文庫。
8月19日(木)読了。

初雪と同じ所に立つために、陰陽道を歩むことを決めた織人。
そして、日頃世話になったお礼として、式神達と共に手作りした手套を初雪にプレゼントしようとする。
だが、何故か邪魔が入り上手く行かないでいると、次第に状況はこんがらがってしまう。
あれよあれよと言う間に衝撃の事実が次々明かされ、最大の危機を迎える織人。
果たして、彼の運命や如何に?

完結、ですな。
どうにも、慌てて店じまいした感は否めませんが、細々とした所にもきちんと伏線があってそれらをどうにか収拾させて着地させたのはよかったと思います。正直、部分部分が1冊でいいようなところもあって、本当に勿体ない印象もありますが、これも仕方のないことですな。次回作に期待、ということで。

てなところで次は『とある魔術の禁書目録《インデックス》21』です。

森口織人の陰陽道〈巻ノよん〉 (電撃文庫)

おかゆ まさき
出版社:アスキーメディアワークス
発売日: 2010-05-10