アサウラ・著、柴乃櫂人・イラスト、集英社スーパーダッシュ文庫。
11月14日(月)読了。

神聖なる場で、自らの誇りを掛けて半額弁当を求める存在、狼。
佐藤洋は、『氷結の魔女』の二つ名を持つ狼、槍水仙に憧れHP《ハーフプライサー》同好会の門を叩いていた。
順調に狩りを覚えたある日、佐藤が目をさますと部屋に女の子が居た。
それは、金髪碧眼の美人、著莪あやめ。
従姉にして双子のように育った彼女は、いつの間にか『湖の麗人』の二つ名を持つ狼になっていて……

スーパーの半額弁当を求める。ただそれだけのことなのに、何故これほどまでに熱いのか? 本当、なんでこいつら命まで賭けてるんだ? とか時々冷静になってしまいそうになりながらも、何か納得させられてしまう狼の在り方には感心させられます。
で、丁度今のアニメ放送したところがこの2巻の辺りなのですが、骨子は同じだけどアニメと原作で役割分担が違うというのは面白い改変ですねぇ。まぁ、短い枠では槍水先輩を押した方が分かり易いですわな。
あと、白粉が眼鏡を装着する描写を見ていると、一概に常に眼鏡を掛けているのがいいという訳でもないと感じるようになりました。なるほど、こうして強調することも可能なのですな。

てなところで、嵌り捲ってますが頭冷やす意味も含めて次は『暴走少女と妄想少年5~決戦は文化祭~』です。