西尾維新・著、 VOFAN ・イラスト、講談社 BOX 。
4月30日(水)読了。
卒業式が、近づいていた。
高校三年生の一年間。阿良々木暦の青春。
それを象徴する存在はなんだったのか?
人間強度が下がると友達も作らずにいた彼の周りに、大切な存在ができた日々。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード?
羽川翼?
戦場ヶ原ひたぎ?
それとも、八九寺真宵? 神原駿河? 千石撫子?
後から思えば、それは……
遂に、物語シリーズ完結! これは、高校を卒業するまでの阿良々木暦の青春物語……だったのでしょうかねぇ。意表を突かれつつも腑に落ちる、ミステリ作家らしい〆でありました。
しかしまぁ、気がつけば長い付き合いになったシリーズでした。雑誌掲載からは追い掛けていなかったので、調べてみれば2006年11月28日(火)に購入してからの付き合いですから、約7年半、ですか。
まぁ、まだあと一冊おまけのような位置づけの『続・終物語』が出るので、それを楽しみにしたいと思います。
てなところで次は継続中の『落第騎士の英雄譚《キャバルリィ》4』です。