西尾維新・著、 VOFAN・イラスト、講談社。
6月18日(土)読了。

隠館厄介は、いつもの通り冤罪で仕事を追われ失業中。
今日子さんの講演会を聴いたりしつつ、求職は芳しくない。
そんな彼に、突如信じられない事件が降りかかる。
突然、彼は求婚されたのだ。
だが、相手のことが気になる彼は……

ちょっと今までとは毛色が違いますが、厄介がプラマイゼロというかプラスかも知れないいい想いをする御華詩ですな。あ、守もちゃんと働いてたみたいですな。
あと、今までふわっとしてた今日子さんの過去を露骨に匂わせているのはミスディレクションなのかなんなのか。時系列はあの世界だと超越できるのは本編で証明されてるので、映画の特典小説では否定できないのですが。でもまぁ、最後まで明かされないようにも思いますね。細かい事は置いておいて、今日子さんが素敵めがねさんであることが一番大事だと思うのです。もしもそうなら、更正したってことなのでめでたい。

極力ネタバレを避けると語れることがないので若干メタな部分に触れつつ、次も楽しみにしたいと思います。

てなところでこっちの次は未定。

掟上今日子の婚姻届

[西尾 維新 VOFAN]
出版社:講談社
発売日: 2016-05-17