西尾維新・著、 VOFAN・イラスト、講談社。
1月12日(木)読了。

いつものごとく冤罪でクビになった隠館厄介。
今回の退職金は、花の都パリ旅行の現物支給だった。
かくして訪れたフランスの空港で。
彼は、偶然にも忘却探偵、掟上今日子と出会って……

一日で解決を旨とする今日子さんが、なんやかんやで訪れたパリの地での事件の顛末。中々面白い切り口ですな。かつて世界を跳びまわっていたような今日子さんの過去を匂わせつつも、探偵VS怪盗というミステリファンとしては燃えるシチュエーションのようで萌えるシチュエーションのようにも思える御華詩でありました。
国内の枷を外された今日子さんの、次の仕事はどこになるやらなるやら……

てなところで次は『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!4』です。

掟上今日子の旅行記

[西尾 維新 VOFAN]
出版社:講談社
発売日: 2016-11-17