アサウラ・著、柴乃櫂人・イラスト、ダッシュエックス文庫。
9月10日(日)読了。

北海道が独立国家となり、日本との国交断絶をした世界での物語。
北海道の特殊機密部隊道-MEN の隊長の斉藤幸之助は、東京の工作員の早乙女めろんを保護することになる。
彼女の工作員としての目的は、国交断絶により食料自給率が大幅に下がった日本国との国交正常化……のような気がしたが、本当の目的はそうではなかった。
彼女の目的。
それは、北海道の美食を食べ尽くすことだった……

試される大地、北海道が舞台の食の合間に異能やらなんやらがバトったりする御華詩。うん、私にはまだ北海道は早いようですね。つか、某県の扱いが酷い。
あと、異能の設定が変な方向に凝ってていいですねぇ。幸之助の能力は、基本部分はすぐに想像つきましたが条件が……あとは、庶民的な方向の美食がいいですな。タイミング良く近所のスーパーが北海道フェアやってたので『やきそば弁当』とか買ってしまいました。
この世界観、是非続きを読みたいですがどうなるやら……

てなところで次は『学園交渉人 法条真誠の華麗なる逆転劇 』です。

道-MEN 北海道を喰いに来た乙女 (ダッシュエックス文庫)

アサウラ
出版社:集英社
発売日: 2017-06-23