初野晴・著、角川文庫。
9月18日(月)読了。
後藤からの頼みを渋々引き受けるカイユ。
犬猿の仲の片桐ととある事情で二人きりで動けなくなる芹澤。
名越の口車に乗せられて共にとあるバイトをすることになるマレン。
偶然見付けた大先輩の言葉に興味を覚え、その所在を追う成島。
ハルタとチカの周りの、吹奏楽部の面々の物語……
ハルタとチカ抜きでの個性的な吹奏楽部の面々をメインに据えた短編集。本当、どれも楽しい御華詩でした。番外篇ですが、物語的にはこれからに繋がる重要な要素もありましたねぇ。短編集ですが、緩やかに繋がっているというか、最後のまとめが素晴らしい。次が否応なく楽しみになりますねぇ。
てなところでこっちの次は『忍物語』です。