西尾維新・著、VOFAN・イラスト、講談社。
5月15日(土)読了。
今度はスナイパーの容疑を掛けられた隠館厄介。
冤罪を晴らそうといつものごとく忘却探偵の今日子さんに助けを求めることに。
だが、一発の凶弾が、全てを変えてしまう。
忘却を忘れた忘却探偵は、何者なのか?
忘却探偵第十三弾。今日子さんの過去の秘密が明らかになるという触れ込みの物語。
ということで、気になって一日で読んでしまいましたとさ。
読み終わってみれば、なるほどなるほど、そういうことですか。
厄介メインでこれまでと趣を異にする展開ですが、仄めかしに溢れていますな。
ミスディレクションなのか、ミスディレクションとみせかけて事実なのか? その辺りは作者のみぞ知る。
どうやら全二十四巻の折り返しということでこういう趣向というのもあるのでしょうな。
最後には、全て明かすのか? わたし、気になります!(それは違う作品
さて、次は五線譜なのか伝言板なのか、何になるんでしょうねぇ?
てなところでこちらの次は『虚構推理 短編集』です。