海空りく・著、さくらねこ・イラスト、GA文庫。
7月24日(日)読了。

突如戦場に現れたリンドブルム皇帝。
その結果、すべての状況が覆り、超人高校生たちもばらばらに。
リンドブルム皇帝が提唱する平和がもたらされた一方、その平和を認めないものたちは……

超人高校生たちの異世界転移の物語、完結! えらく遅くなりましたが、ようやく最後まで読めました。
前回は派手に戦争でしたが、今回は政治、ですかねぇ。司をメインに据えた展開になりますな。
ある意味、すでに勝人との間であったやりとりの延長線上で、この結末は約束されていたというか、そんな感じでもあります。
これまでの集大成というか、超人高校生たちが行き着いた一つの答えが示されて、いい感じのラストでしたね。
まぁ、司が一気に動いて、一方で林檎は自分で結論出しちゃってそのまま放置っぽいのが少々可哀そうではありますが。
ともあれ、超人高校生たちは元の世界に戻っても、まだまだ世界を動かしていくのでしょうな。

てなところで、次は『TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す6~ヘンダーソン氏の福音を~』です。